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6月19日、夜9時からローマのほぼ中心部に位置する聖イグナチオ教会でコンサートは行われました。 |
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中に入って印象的なのは、迫力あるフレスコ画。17世紀後半にフラ・アンドレア・ポッツォにより描かれた大天井画はバロック様式の趣きで、見上げていると吸い込まれそうになるくらい美しく、全体がまるで大きな芸術作品のようでした。 |
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この教会の規模は今回の公演場所の中では最大。東洋の楽器、西洋の楽器そして声明、これらが余韻を残しながら響き渡る音の重なりが、また格別に美しく感じられました。 |
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権代氏の曲は、音楽による一つのミサ、儀式を創り出すという構造的な音楽。 |
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クラシック音楽が日常的なイタリアでは、聴衆は演奏がつまらないと、途中で席を立ってしまうこともしばしばとか。少し緊張して臨んだスタッフ一同でした。来場者は1170名。公演終了後も舞台に展示されている古楽器を、興味深そうにのぞき込む多くの姿が見られました。 |
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一柳氏の曲は、雅楽がそうであるように指揮者のない「見はからい」という、お互いがお互いの阿吽の呼吸で演奏を進めていく特徴のある演奏。 |
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