フランス・パリ 聖フランシスコ・ザビエル教会
パリではヨーロッパ公演に先立つ6月10日、日本大使館広報文化センターで記者会見が行われたこともあり、ジャーナリストをはじめ800名の市民がぞくぞくと詰めかけ、客席はたちまち満席になりました。 セーヌ川とエッフェル塔
クリック右+Click 聖フランシスコ・ザビエル教会 満席の会場客席 6月17日の公演会場は聖フランシスコ・ザビエル教会。ザビエルは日本に渡来した最初のイエズス会士として有名です。日本と関係の深い聖フランシスコ・ザビエルを讃える教会の入口上方には、まげ姿で祈る日本人の姿が描かれています。
俯瞰からのベストショット 天井とパイプオルガン 夜9時という開演時間は日本では考えられないこと。しかし日が長いヨーロッパではまだ陽が残る薄暮の中です。
どの会場でも舞台に立つ声明衆はまず祭壇に礼拝し、正面に向き直します。真正面に檠げられたイエス・キリストの御像に礼をとり声明を唱える。こんなところにも本公演の大きなテーマである宗教対話の姿がありました。
演奏風景 天井の絵(十二使徒)
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楽器を見入る人々
古楽器と声明、そしてオルガンやチェロなど東西の響きが融合する不思議感にパリっ子はおおいに興味を刺激されたようです。終演時のスタンディングオベーションにこたえ、アンコールの演奏となりました。
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散華の説明をする声明衆 レセプションでの歓談 終演後のレセプションには70名ほどの方々が出席。東西の音楽、宗教文化について賑やかに意見の交換が行われ長い夜が更けていきました。
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