箜篌 箜篌・演奏 箜篌(くご)

 胴と腕木によるL字型のアングルハープで、正倉院に二張伝世している古代の弦楽器。弦の締め方により、組紐式の「じょうしん箜篌」と糸巻き式の「てんじん箜篌」に分類される。胴は桐の丸太材を刳り抜いて形成されており、弦は絹製。正倉院伝世の箜篌は23弦。今回復元した箜篌は組紐式で、作曲の可能性を広げるために実験的に25弦とした。

(写真:中村祐二郎 資料提供:株式会社エー・エー・ピー)
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